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新潟青陵大学大学院エンド・オブ・ライフ・ケア領域 -エンドオブライフケアを学ぶ領域の紹介-

自分らしい人生を過ごす人を支える
人生100年時代。がんが慢性疾患となった現在、何かしらの病いを抱えながら自分の人生を過ごす人を支えるケアが求められるようになりました。
2020年に新潟青陵大学大学院看護学研究科の成人看護学分野からヒューマンケア看護学分野に移行した際、エンド・オブ・ライフ・ケア領域を開設しました。
指導教員の佐々木祐子教授を中心に、慢性看護学領域の上原喜美子教授と教育に取り組んでいます。また、学部の成人看護学領域をベースに、学部生の看護研究を支援しています。
本領域では修士課程(看護学)の大学院生が、病院や高齢者施設、在宅で過ごす人の健康レベルに応じた看護と、多職種連携をふまえた意思決定支援について理解を深め、看護課題の科学的探究、高度な看護実践者の育成に尽力しています。
01.
大学院の教育
❶エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人への看護に必要な基礎的知識体系を修得し、教育・研究・高度実践に調和のとれた役割が担える看護者を育成します。
❷ 看護実践に必要な理論やエビデンスに基づいた知識と技術を修得し、最期までその人らしく生きることができるように必要な症状マネジメントや包括的アセスメントと関連する教育研究能力を有する人材を育成します。 ❸ エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人のライフ(生活や人生)に焦点を当て、治療や療養の場の選択を支援し病いや老いを抱えながら地域で暮らし続けるために必要となる教育研究能力を有する人材を育成します。 ❹ エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人の看護実践に応用できる様々な療養の場での暮らし、環境、地域社会支援などを調整する方策(制度や体系)の理解を深め、保健・医療・福祉の専門職者と連携・協働する能力を有する人材を育成します。 ❺ 専門職としての倫理観を養い、エンド・オブ・ライフ・ケアを必要とする人に対する責任、倫理的推論におけるスキルを修得し、その価値観を尊重し、最善の選択ができるように意思決定を支援していく人材を育成します。